

卒園式・卒業式の母親の服装【2025年版】 これでOK!マナーからおすすめママコーデまで
卒園式・卒業式の母親の服装【2025年版】 これでOK!マナーからおすすめママコーデまで
卒業式や卒園式は、子どもの成長を祝う特別な日。保護者としての装いは、場にふさわしい上品さを重視するのが基本です。派手すぎる服装や過度にカジュアルなコーデは避けつつ、清潔感と華やかさを両立させましょう。「控えめだけど品がある」、そんなスタイルが理想です。
卒業・卒園はセミフォーマル、準礼装が正解
卒園式・卒業式は、フォーマルな装いにするほどかしこまる必要はありませんが、フォーマルをベースにした“セミフォーマル”が適しています。一般的な結婚式や披露宴での装いをイメージしてみると、わかりやすいでしょう。上品なセレモニースーツにコサージュなどで少し華やかさをプラスした服装がおすすめです。着物も同様に、準礼装・略礼装といわれる、訪問着、付け下げ(附下)、色無地から選ぶと安心です。
ワンピース+ジャケット、スーツスタイルが定番
卒業式の定番といえば、ワンピース+ジャケットやスーツスタイル。ジャケットはノーカラーやテーラードが人気で、シンプルながら洗練された印象を演出します。ワンピースはひざ丈やミモレ丈を選び、品の良さを大切にした着こなしを心がけましょう。
動きやすさも大切!パンツスーツはどう選ぶ?
卒業式ではパンツスーツ派も増えています。品格とモダンな印象を備えた上質な仕立てで、ネイビーやダークグレーなどの落ち着いたカラーが基本。華やかなコサージュなどをプラスすると、式にふさわしい雰囲気に。スカートに比べて足さばきが楽なため、動きやすい点が人気です。
セレモニーのスーツの色は「ダークカラー」が基本
卒業式のスーツ選びでは、ブラック、ネイビー、グレーなどのダークカラーが基本。これらの色は式典の厳粛さを保ちつつも、大人の落ち着きを演出します。ダークカラーのツイード素材なら、よりエレガントな雰囲気に映ります。お祝いのシーンなので、地味に見えないようパールアクセサリーや淡いトーンのインナーを合わせて華やかさをプラスすると良いでしょう。
ブラックフォーマルは〇、喪服は×
ブラックフォーマルは、慶弔時に着用する礼服です。卒園式・卒業式に着ても、マナー違反にはなりません。ですが、素材やデザインがいかにも「喪服」という印象のアイテムは避けるべき。
暗い印象を和らげるため、ディテールに装飾のあるブラウスを合わせたり、コサージュやパールのアクセサリーを添えたりと、工夫を凝らしましょう。また、靴やバッグにエナメルなど艶のある素材を選ぶと、卒業式らしいエレガントな雰囲気に変わります。
私立の場合は先輩ママの話を聞いておくとGood
公立に比べて私立は、その園や学校ならではのカラーがあることも。学校の雰囲気に馴染む服装は、先輩ママや同じ学校に進学する同級生ママの意見を参考にするのも手。セミフォーマルよりも、よりカジュアルな「インフォーマル=略礼装」がOKな園や学校なら、ジャケットなしのスーツや上下の色や素材が異なっていても問題ありません。事前に雰囲気をつかんでおくと、安心して式に参列できます。
おすすめ卒業式・卒園式のママコーデ
卒園式・卒業式に何を着ていけばいいか悩んでいるママに向けて、おすすめのお手本コーデをご紹介します。厳かな式典で保護者として浮かないためには、自分の年代とマッチした服装かどうかもポイント。幼稚園・保育園から大学の卒業式まで、年代別のママコーデを参考に、おしゃれママを目指しましょう!
幼稚園、保育園の卒園式は、パンツスーツを選択。紺の正統感とパンツの動きやすさがポイント
小さな子どもを持つママには、パンツスーツがぴったり。ネイビーなど、落ち着きのあるカラーでまとめつつ、動きやすさを重視したセットアップを選ぶのがポイントです。20代のママは、周りの参加者とバランスの取れるスタイルを心がけて。コサージュや華やかなインナーを合わせれば、上品かつ洗練された装いに仕上がります。
小学校の卒業式はダブルボタンのセットアップで、クールでおしゃれな雰囲気に
小学校の卒業式は、子どもが私服で参列することが多いため、思いのほかカラフル。そのため、ママのコーディネートも節度を守っていれば、子どもに合わせて、少し自由度高めなスタイルでも問題ありません。
ネイビーのダブルボタンのセットアップは、フォーマル感を保ちつつ、仕事や外出でも活躍する着回し力が魅力。デザインブラウスを合わせれば、顔まわりの華やかさがアップします。30代なら全体をモノトーンでまとめてスタイリッシュに、40代はブラウスや小物にソフトカラーを取り入れて優しい雰囲気にと、お仕事モードとはひと味違う着こなしを心がけましょう。
中学、高校の卒業式はツイードジャケット&ワンピースで、その後の着回し力を重視
子どもが制服着用で参列することが多くなる中学・高校の卒業式では、母親の装いも落ち着きのあるスタイルがベスト。シンプルなワンピースに、上質なツイードジャケットを合わせるようなセットアップ以外のスタイルでも対応できるのは、セレモニー慣れしてきた40代、50代の大人ママならでは。学校行事やプライベートで着回しやすいのもポイントです。正統感をアップするために、パールのアクセサリーを添えると良いでしょう。
大学の卒業式は、ジャケット&レースのミモレ丈スカートで落ち着きのある華やかさを
大学の卒業式は、子どもはもちろん、母親にとっても最後の卒業式。幼稚園・保育園から始まった学校行事として最後のセレモニーだからこそ、自分らしさを引き立てるコーディネートに挑戦してみましょう。40〜50代なら、例えば、総レースのミモレ丈スカートに、テーラードジャケットを合わせた甘辛スタイルがおすすめ。上質な素材感とエレガントなムードで、こなれた雰囲気を醸し出します。
若いママよりかっこいい?40代、50代 大人ママのおしゃれポイントは?
スーツに頼らず、単品アイテムを組み合わせて自分らしいセレモニースタイルを作りましょう。ツイードジャケットにひざ下フレアスカートを合わせたり、ボウタイブラウスを取り入れたりすると、上品でありながら個性の光るスタイルが完成します。バラバラに見えないように、色のトーンを合わせるのがポイントです。
大きいサイズをすっきり見せるには
スタイルアップを狙うなら、ウエスト部分にデザインのあるアイテムが鍵。ペプラムなど立体的なデザインのジレやジャケットを羽織れば、自然とメリハリのあるシルエットが出来上がります。ボトムスには細身のセンタープレスパンツを合わせ、足首をちらっと見せることで軽やかな印象をプラスしましょう。
ハレの日でもある卒業式 華やぎのあるコーデにするために
卒業式はフォーマルな場でありながら、お祝いの意味を込めた華やかさも大切です。アクセサリーはパールやコサージュで上品に。バッグは、小ぶりでかっちりしたデザインのものを選び、全体のバランスを整えましょう。
ヘアメイクはナチュラルスタイルで
卒業式のヘアメイクは、控えめなナチュラルスタイルがおすすめ。髪型は、まとめ髪ですっきり見せるか、軽い巻き髪で柔らかさをプラス。メイクはベージュやピンク系で自然な血色感を演出しましょう。ネイルに関しても、ベージュやピンクなど、肌馴染みの良いカラーを選びましょう。
アクセサリーはパール系が安心
卒業式には、パールのネックレスやイヤリングを取り入れるのが定番。控えめで清潔感のある輝きが、エレガントな印象を与えます。最近はパールのブローチも人気です。派手すぎず、品の良いデザインがおすすめです。
コサージュは存在感がありつつも大きすぎず、華やかなものを
卒業式のコサージュは、控えめながらも華やかさを演出するデザインが最適。サイズは大きすぎず、上品なカラーや質感のものを選ぶと、全体のバランスが整います。ジャケットやワンピースのアクセントとして取り入れるだけで、晴れやかなシーンにマッチしたスタイルが完成します。
タイツはNG。肌色ストッキングで、パンプスはヒールが高すぎないものを
卒業式の足元は、肌色ストッキングが基本。色付きのタイツや素足は、カジュアルすぎる印象に映るため控えましょう。長時間の外出となるケースもあるため、パンプスはヒールが高すぎず、歩きやすいものを選ぶのがベター。つま先の形状は、丸みのあるラウンドトゥや、控えめなポインテッドトゥがフォーマルな場にふさわしいデザインです。
ハンドバッグはかっちりしたデザインで正統感を。サブバッグも用意して
卒業式には、かっちりとしたデザインのハンドバッグが鉄板。自立するデザインなら、座るシーンの多い卒業式で重宝します。カラーはブラックやグレーなどのモノトーンを基本に、服装との相性を意識しましょう。サブバッグは書類や荷物をまとめるのに便利なため、用意しておくと安心です。
寒さ対策は万全に
卒業式シーズンの3月は、寒暖差があり天候不順な時期。防寒対策として、トレンチコートや薄手のダウンコートなどを用意しておくと安心です。フォーマル時の防寒アイテムは、機能性だけでなく全体のコーディネートに馴染む色やデザインを選ぶのがポイントです。外での待ち時間がある場合に備えて、使い切りカイロやストールなどの小物も活用しましょう。
カメラの充電を忘れずに 思い出に残る一日を
子どもの卒業式は、母親にとっても一つの節目。この特別な日を収める記念写真には、きちんと感のある装いと笑顔が欠かせません。思い出に残る卒業式を写真に収めて、家族の記憶に残る素敵な一日を過ごしましょう。
※モデルおよび写真画像の商品は一部欠品および品薄になっている場合があります。あらかじめご了承ください。