

【春夏秋冬】痩せて見える服とは? 世代別、季節別に着痩せコーデを紹介
痩せて見える服ってどんな服? 着痩せコーデはラインを意識する
骨格や筋肉、脂肪のつき方によって体のバランスは人それぞれ。自分の体型のラインに合っていない服を選ぶと、実際よりも太って見えてしまう危険性も。そんな失敗を防ぐためにも、体型のラインを意識したコーディネートを心がけましょう。
胸が大きいなど、上半身が気になる人はYライン
胸が大きいグラマラス体型の人や、おなかのたるみが気になる人は、Y字を意識したコーディネートがおすすめです。トップスは体のラインを拾いにくいリラックスシルエット、ボトムスはシュッとしたスキニーパンツを選んで、上半身のボリュームを目立ちにくくしましょう。
ヒップがムッチリなど、下半身が気になる人はAライン
下半身をカバーしたいときは、腰から裾にかけてフワッと広がるフレアスカートで隠すのが得策。トップスはボトムスと対照的にコンパクトに。上下でメリハリをつければスタイルアップにつながり、淡いトーンの洋服も臆せず挑戦できます。
全体的なボリュームを抑えて、細く見せたいならIライン
上半身と下半身、どちらもボリュームを抑えたいなら、サロペットやプリーツスカートなど、縦に長い印象のアイテムをコーディネートに取り入れて。今回はトレンドのロングジレやセンタープレス入りのデニムでIラインに。きれいめトップスからラフなTシャツまで、ジレさえ羽織れば簡単にIラインが作れます。ベルトでウエストをはっきり目立たせたのもポイントです。
脚長効果に期待大!? スタイルアップを狙うならXライン
ウエストが気になる場合は、Xラインのコーディネートが吉。ベルト付きワンピースなど、ウエストマークしても上下にボリュームを出せるアイテムが理想です。こちらの一枚は、ピンストライプ柄なので、体のラインがシュッとして脚が長く見えます。
【小技で体型が見違える!】丈感や色選びにも痩せて見えるコツあり!
体型に合わせたコーディネートは、ラインだけでなく、着丈や色合いにも気をつけると、さらに細見え! 簡単に実践できる4つのポイントを押さえて、スタイルやシーンに合わせた着痩せコーデに仕上げましょう。
着痩せ+脚長を狙うならウエストマーク
Iラインの着こなしでも少し紹介しましたが、ウエスト位置をベルトやタックインで目立たせると、コーディネートにメリハリがつき、スタイルアップを狙えます。ワンピースなどはウエスト切り替えになっているデザインや、ベルトでウエストマークすると◎。
ハイウエストパンツなど、ウエストの位置を上げるアイテムも効果的です。
首元・手首・足首をチラ見せでスッキリ
着痩せするためには、メリハリのある着こなしを心がけることが鉄則です。そのために有効な手段は、首元・手首・足首の“3首”のチラ見せ。トップスはワイドネックかVネックを選び、長袖シャツやフルレングスのパンツを着るときはロールアップして、顔まわりや手元、足元を軽くすることで、全体的にスッキリとした印象に仕上がります。
寒色でまとめて体をキュッと引き締め!
着痩せコーデの実践において最も手っ取り早い方法は寒色系の洋服を着ること。黒やダークネイビーなど、暗いトーンであればあるほど効果を得られます。一方、同じベーシックカラーでも白やベージュ、明るい茶系などは着膨れして見えるケースがあるので注意が必要です。それらを着こなすには、柄物や派手色の洋服と組み合わせて、メリハリを効かせるのがポイントです。
上下を同系色で揃えれば縦長効果で細く見える!?
上下を同系色で揃えるのも、着痩せのために押さえておきたい色選びのコツ。上のスタイリングでは、グレーをベースに色の濃淡や生地感の違うアイテムをミックスすることで、体を縦長に見せています。立体感を出すために、シャツの裾を前だけタックインすることも忘れずに。
【30代・40代・50代】世代別&季節別のおすすめ痩せ見えコーデ
体型のラインと悩みに合わせた着痩せコーデのポイントを押さえたところで、続いては実践編。世代別・季節ごとに分けて、スカートスタイルとパンツスタイルを1コーデずつ紹介します。
30代におすすめの春夏・着痩せスタイル
シルエットと色使いのダブルコンボでスタイルアップ!
夏にぴったりの赤いシャツが目を引くXラインコーデです。着痩せポイントはカーゴパンツのディテールを取り入れたタイトスカート。ナローシルエット×ブラックの色の効果で下半身をほっそりと見せるだけでなく、ウエストの腰側のみにゴム入りではき心地は楽チン。ヒップラインが気になる人は、シャツの後ろの裾のみをタックアウトして隠せばOKです。
30代におすすめの秋冬・着痩せスタイル
ゆるいシャツをラフに羽織って、顔と腰をスッキリ
Iラインの着痩せコーデで重宝するのが、やや着丈の長いリラックスシャツ。アウターとしてインナーの上に羽織れば、裾で腰まわりを隠すことができ、ワントーンのレイヤードスタイルもイージーに整います。特に秋冬はタートルネックセーターと好相性。襟を寝かせて重ね着すれば、首元にVラインを作ることができるので、顔まわりをシャープに見せられます。
40代におすすめの春夏・着痩せスタイル
カーディガンを使いこなせばIラインとYラインをカバー
体温調整のことも考えるのが、春夏のおしゃれの心得。急な夕立に見舞われたり、室内では冷房が効きすぎていたり。肌寒いと感じたときに、カーディガンを肩がけしておけば安心です。今回は、コンパクトなニットとロイヤルブルーのスティックパンツを合わせたIラインのスタイルにプラス。カーディガンのおかげでYラインのスタイルも作れます。
40代におすすめの秋冬・着痩せスタイル
ヒップが気になるときは、ジャケット×ワンピで解決
おなかやヒップのたるみをカバーできるフレアワンピースは、Aラインスタイルの代名詞。ですが、40代の女性にとっては少し甘過ぎるかも…と悩む人もいるのでは? そこで提案したいのが、カーディガン感覚でジャケットを羽織ること。同系色のトーンでまとめると上品な雰囲気が増して、取引先との会食などきちんとしたいビジネスシーンにもマッチします。秋冬はグレー系でまとめるのがおすすめです。
50代におすすめの春夏・着痩せスタイル
上下の組み合わせ次第で、タックインせずとも細見え
この春夏コーデのミソは、シルエットを活かしたアイテムの組み合わせにあり。主役はフレアシルエットのシアーブラウス。チュール素材のレイヤードが一枚で完結するトレンディーなトップスです。ボトムスはハイライズのワイドデニムを選んで、Aラインに仕上げています。おなかや腰まわりにコンプレックスを抱える人でも、すぐに挑戦しやすいはず!
50代におすすめの秋冬・着痩せスタイル
ウエストマークなしで作る、上級者Xラインスタイル
Xラインのスタイルではウエストマークが基本ですが、こちらのニットカーディガンを着れば不要。袖や身幅はゆったりとしていますが袖先や裾がキュッと絞られているので、コーディネートにメリハリがつきます。50代以上の方はロングスカートもニット素材&ネイビーでそろえて。上品さと華やかさをアップさせて、周りより頭一つ抜けた秋冬ファッションを楽しみましょう。
着痩せする服のポイントを押さえて、スタイルアップを狙おう!
今回は体型のコンプレックスを解決する着痩せコーデ術を紹介しました。コーディネートのラインや色使いに気を使うだけでスタイルアップも簡単。好きな洋服をカッコよく着こなせるようになれば、自分のボディーを今よりももっと愛せるはず!ぜひ、紹介した着痩せ術をマネして、毎日のおしゃれを楽しんでくださいね!
【Staff Credit】
Photo (Portrait) :Okabe Tokyo
Styling (Portrait):Kaoru Kakuta
Text:Ryuto Seno
Direction:Pomalo Inc.
※モデルおよび写真画像の商品は一部欠品および品薄になっている場合があります。あらかじめご了承ください。