

同窓会の服装マナーは?
おすすめのレディースコーデを世代別、シーン別に紹介
同窓会の服装選びで気をつけたいポイントは4つ
同窓会コーデを考える時は、事前のチェックが大切です。押さえるべき確認事項は、会場のムード、開催時期の気温、ドレスコードの有無。無理をせず、等身大のおしゃれを楽しむことも忘れずに。それでは早速、同窓会コーデのポイントを一つひとつ一緒にチェックしていきましょう!
会場に合わせてコーディネートを考える
同窓会コーデに迷ったら、会場の下調べから始めましょう。というのも、同窓会の会場として選ばれる場所は、ホテル、レストラン、居酒屋、カラオケ店など様々。ラグジュアリーな装いかカジュアルな装いか、まずはスタイリングの路線を決めることが重要です。
そして、場所と合わせて確認しておきたいのが、食事中の座席タイプ。テーブル席、お座敷、立食形式もなきにしもあらず。座りにくいタイトスカートは避ける、長時間立ち通しでも疲れないパンプスを履くなど、消去法を使ってコーディネートに取り入れるアイテムを絞りましょう。
開催時期が春や秋の場合におすすめする「羽織りアイテム」
会場を確認したら、次は開催時期をヒントに同窓会コーデを考えましょう。春や秋など気温を予想しにくい季節は、羽織りアイテムを取り入れるのが定石。突然に雨が降り出したり、冷房や暖房が効きすぎていたり。夏は屋外で開催されるケースもあります。同窓会を楽しむためにも、自分の体温は自分で調整できるようにしておきたいところ。カーディガンや長袖シャツなどは、コーディネートのアクセントとしても有効です。
開催時期が冬の場合は、防寒対策も万全で
冬に開催される同窓会ではレイヤードスタイルに挑戦して、寒さ対策とおしゃれ度アップを狙いましょう。なかでも、鍵を握るのはアウター。例えば、ラグジュアリーな装いにはメルトンコート、カジュアルな装いにはダウンジャケットというふうに合わせてみて。マフラーやグローブなど、冬小物もプラスすれば、行き帰りの道中もファッションセンスをアピールできます。言わずもがな、夏には夏の暑さ対策を講じたコーディネートが吉。デザインだけでなく、素材や機能性にも注目してアイテムを選びましょう。
開催場所のドレスコードを確認する
ホテルやレストランによっては、ドレスコードが設けられている可能性も。ドレスの着用必至やスニーカー、サンダルはNGなど、同窓会の幹事によってはカラーやアイテムを定めている場合もあるので、服装のルールを事前に確認しておくと当日バタつかず安心です。
また、同窓会の規模も服装選びのヒントになります。参加人数が多ければ多いほど、見知らぬ顔も増えるので、フォーマルな装いの方がベターです。同窓会の案内状は出席に丸をつけるだけではなく、本文や注意書きにもしっかり目を通して、ふさわしい装いで出かけましょう。
派手すぎるファッションや、ブランドもので固めるのは避けた方がベター
最後のポイントは、親しみやすさを意識すること。久しぶりの顔ぶれが揃う同窓会で、うまくコミュニケーションをとるためには、社会性や普遍性を持った装いがおすすめです。とはいえ、個性を重んじる多様性の時代、ファッションも自分を表現する手段のひとつ。リッチなブランド品や奇抜なアイテムなどで全身をまとめたコーディネートでも、問題はありません。重要なのは、同窓会の雰囲気と自身のキャラクターにマッチしているかどうか。つい気合を入れすぎて周りから浮いてしまわないように注意を払うことが大切です。
【ホテル、レストランなどに最適】
ラグジュアリーな会場におすすめのレディース同窓会コーデ
同窓会がラグジュアリーな場所で開かれる場合、少しフォーマルな装いが求められます。アクセサリーやバッグも高級感のあるものを選び、全体のバランスを整えて出かけましょう。特別な夜を素敵に演出するコーディネートで、久しぶりの再会を楽しんでください。
20代、30代におすすめのパンツスタイル
好印象なホワイトコーデにデザインシャツでメリハリを
白シャツに白スラックスを合わせたホワイトコーデは、相手に好印象を与える春夏スタイル。こちらのペプラムシャツのようなデザインが凝ったアイテムは、かわいらしさをプラスするのにうってつけ。胸下から裾に広がったシルエットやパールのボタンが魅力です。
洗練ジャケットで魅せる、上質スタイリング!
秋冬は王道のスーツスタイルで向かうのも手。クラシカルなラペルデザインのダブルジャケットに、プリーツ入りのスラックスなら、程よく抜け感も演出できます。久しぶりに会った当時の仲間に、“しごデキ感”をアピールできます。
20代、30代におすすめのスカートスタイル
ネイビーでまとめた上品&華やぎコーデ
上品で落ち着きのあるカラーの代表、ネイビーをベースにしたスタイルは、フラワーモチーフや華奢なジュエリーを取り入れて、華やかに。膝下丈のスカートには、ストラップ付きのヒールサンダルが好相性です。
素材感で魅せる、シンプルな上品スタイル
レース素材のスカートが主役のエレガントな同窓会コーデ。アンサンブルニットやレザーのハンドバッグを合わせてクラシックな雰囲気をプラスしたら、秋の装いにぴったり。足元にはシルバーパンプスを合わせて、若々しさも演出しましょう。
40代、50代におすすめのパンツスタイル
ジレで簡単、スタイリッシュな爽やかコーデ
アラフォー世代もトレンドをコーディネートに取り入れるのが、あか抜けファッションの秘訣。このスタイルでは、ロングジレを採用。ノースリーブシャツとジレと共地のキレイなスラックスを合わせれば、春夏の爽やかな装いのできあがり。
初秋のワントーンは明るめが鉄則!
特に40代、50代から還暦を迎えた女性まで、ワントーンコーデを選ぶ際に全身ブラックやネイビーだと重たくなりすぎてしまうので、セットアップは明るい色味をチョイスして。初秋はカーディガンを肩にかけておけば、気温の変化にも対応できます。
40代、50代におすすめのスカートスタイル
雨の日も安心、テック素材スカート×ラメニットでおしゃれに
撥水性の高いテック素材のフレアスカートは、天候の変わりやすい春や晩夏のコーディネートで大活躍。ラメ入りのニットアンサンブルを合わせれば、抜け感を演出できて、華やかな印象にまとまります。
同窓会で輝く、大人の余裕スタイル!
ピンタックシャツワンピースは、楽に上品見えをかなえてくれる万能アイテム。やや長めの着丈で身幅にもゆとりのあるダブルジャケットをサラッと羽織れば、大人の女性にふさわしい同窓会コーデに整います。
【居酒屋、カラオケ店などに最適】
カジュアルな会場におすすめのレディース同窓会コーデ
同窓会は居酒屋や屋外でラフに開かれる場合もあります。ひとしきり楽しんだ後は、そのままカラオケ店に流れることも。そんなシーンと相性のいいコーディネートは、「いつもよりちょっと上品」を合言葉に、カジュアルウェアの着こなしで出かけましょう。
20代、30代におすすめのパンツスタイル
ラフながら洗練された大人のマリンルック
ラフな同窓会なら、パンツがデニムでも許容範囲。春夏定番のマリンルックは、いつものインディゴではなくブラックデニムに替えて、大人っぽくアレンジしましょう。ブラックと相性のいいピンクのシャツを腰に巻けば、華やかさもバッチリ。日差しが気になる時の日焼け対策、少し肌寒い時の冷房対策も万全です。
光沢感のあるカットソーで同窓会スタイルを格上げ
カジュアルな同窓会では、トップスはカットソーを選んでも場になじみます。程よく光沢があり肌触りもなめらかな素材感なら上品さもキープ可能。エレガントなワイドパンツをはいていれば、秋冬はカットソーをスウェットに変更してもOKです。
20代、30代におすすめのスカートスタイル
小物使いも効かせて、大人の洗練コーデを演出!
Tシャツにシャンブレー素材のスカートを合わせたカジュアルスタイルをベースに、小物使いで大学生感を払拭。クリアサンダルやパールピアス、手に持ったカーディガンもメリハリのある着こなしに一役買っています。
スニーカーで軽快に仕上げる甘辛コーデ
オケージョンとコーディネートのバランスを足元で調整するのは、春夏秋冬、様々な場面で応用できるテクニック。今回はニットカーディガンとプリーツスカートの上品な着こなしを、スニーカーでカジュアルダウン。かわいいだけでなく、個性的なエッセンスも取り入れたスタイルです。
40代、50代におすすめのパンツスタイル
はき心地のよさも重視した、快適おしゃれコーデ
ロングスカートにも見える、大きめの柄がプリントされたデザインのボトムスは、無地のトップスと合わせるのが正解。ウエストはゴム入りのパンツを選べば、会場の座席が座敷でもストレスフリーのはき心地。全体をモノトーンで統一して、シックにまとめています。
真っ赤なシャツが主役の、世代を超えた鮮やかスタイル
顔まわりを明るくする真っ赤なシャツが主役のコーディネート。40代、50代はもちろん、60代、70代の女性にもおすすめのテクニックですが、はっきりとした色のアイテムを着ることで、周りと差のつくおしゃれコーデに。ボトムや小物は、ダークトーンを選ぶと、うまくまとまります。
40代、50代におすすめのスカートスタイル
細身のスカートは、トップスインでスリム見せ!
撥水性の高いカーゴスカートなら、汚れや雨が気になりにくく、屋外開催の同窓会でも安心です。やや細身のスッキリとしたデザインを活かして、トップスをタックインすると、下半身のスタイルアップも狙えます。
まだ暑さの残る秋は、色と素材で季節感をプラス
首元にビジューがついたトップスは、アクセサリーが不要で、カジュアルな同窓会にはもってこい。さらにフレンチスリーブのデザインなら、気になる二の腕のたるみもカバーしてくれます。ベージュのカーディガンやボルドーのスカートで、秋らしい季節感も演出しています。
とっておきのおしゃれな同窓会コーデで、思い出に残る1日に♪
同窓会は、久しぶりの再会を懐かしむことができ、新しい出会いにもつながる唯一無二の場です。青春時代を共に過ごした仲間たちだからこそ、大人になってからも分かり合えるもの。せっかくの機会を楽しめるように、今回ご紹介したおしゃれな同窓会コーデをぜひ参考にしてみてくださいね。
【Staff Credit】
Photo (Portrait) :Okabe Tokyo
Styling (Portrait):Kaoru Kakuta
Text:Ryuto Seno
Direction:Pomalo Inc.
※モデルおよび写真画像の商品は一部欠品および品薄になっている場合があります。あらかじめご了承ください。