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    • 「着丈」とはどこ?間違えやすい「身丈」との違いやアイテム別の「着丈」の測り方を紹介
    「着丈」とは?アイテム別の測り方 「着丈」とは?アイテム別の測り方

    「着丈」とはどこ?
    間違えやすい「身丈」との違いやアイテム別の「着丈」の測り方を紹介

    Jul 25, 2024 WOMEN

    オンラインストアでのショッピングで最も悩ましいことといえば、サイズ選びではないでしょうか? でも、どのアイテムにも必ずサイズが表記されています。そのサイズの意味を知ってしっかりチェックすれば、あなたにぴったりの一着を見つけられるはず。
    今回は「着丈」について、その意味や混同してしまいがちな「身丈」との違い、アイテム別の「着丈」の測り方などを解説します。知っておくと役立つ、その他の用語やサイズ選びのコツも紹介しているので、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

    洋服の着丈とは、どこのサイズのこと?

    Tシャツでの着丈

    「着丈」(きたけ)とは洋服の背中側から見て、首の付け根の中央(バックネックポイント)から裾までの長さのことです。首の付け根を起点に測定するため、シャツの襟やパーカーのフード、Tシャツやスウェットなどのネック周りのリブ部分は含みません。誤って襟やリブ部分を入れてしまうと、長さが変わってしまうので注意が必要です。

    全身のバランスや印象にも影響する!
    着丈と身丈の違いとは?

    身丈と着丈の違い

    「着丈」と似たような用語に「身丈」(みたけ)があります。どちらも洋服の縦の長さを表す用語ですが、起点となる位置が異なっているので間違えないようにしましょう。
    「身丈」とは洋服の正面から見て、襟ぐりと肩の縫い目が交わった部分(サイドネックポイント)から裾までの長さを指します。「着丈」では含まなかったTシャツやスウェットのネック周りのリブを含むので、「着丈」よりも「身丈」の方が数cm長くなります。

    特に表記の統一がされているわけではないので、どちらが表記されているかはブランドやメーカーによって異なります。着用時の丈感や見た目にも影響するので、必ず確認しましょう。

    そもそも、なぜ混同しがちな「着丈」と「身丈」の区別があるのかというと、着物の着付けに由来します。

    和服における用語の意味は、以下の通りです。
    「着丈」=着付けた後の着物の長さ
    「身丈」=着付ける前の着物の長さ

    「おはしょり」という用語を聞いたことがあるかもしれませんが、女性が着物を着るとき、帯の下に着物を畳んで長さを調整します。この折り畳んだ部分を「おはしょり」といい、着付け前後で着物の長さが大きく変わるため、区別する用語として「着丈」と「身丈」が生まれたといわれています。

    今でもネック周りにリブがあるTシャツや伸縮性のあるニットなどは、着用前後で長さが変わりやすいため「身丈」、伸び縮みしない布帛を使用したシャツやコート類は「着丈」で表記されることが多いです。

    アイテム別! 着丈の正しい測り方を紹介

    着丈は、洋服を平置き(机や床などの固く平らな場所に広げた状態)して、メジャーを使って測ります。アイテムによって、測り方に注意する点があるので詳しく見ていきましょう。

    ワンピースは総丈を測る場合も

    ワンピースでの着丈

    ワンピースの「着丈」とは、後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。シャツワンピや襟ぐりにリブがついているTシャツワンピ、フードが付いたスウェットワンピの場合、襟やリブ、フード部分は含まないので注意しましょう。
    トレンドのキャミソールワンピは、一般的にストラップの上部から裾までの長さを測った「総丈」(そうたけ)が用いられます。後ろがVネックだったり深く開いているワンピも、同様に洋服の上端から裾までの「総丈」で表されます。ブランドやショップによっても、表記が異なるので確認しましょう。

    スカートはいわゆる「スカート丈」=着丈

    スカートでの着丈

    スカートの「着丈」とは、ウエストベルトの上端から裾までの直線距離のことを指し、「総丈」「スカート丈」とも呼ばれます。裾のラインがアシンメトリーな変形デザインの場合は、イメージしやすいように一番長い部分と短い部分の両方が表記されていたり、“着丈○cm~○cm”と表記されることもあります。ブランドやショップによって表記が異なるので、確認しましょう。

    パンツ・ズボンは「股下」も要チェック

    パンツでの着丈

    パンツ・ズボンの「着丈」も、スカート同様にウエストベルトの上端から裾までの直線距離を測ります。「総丈」「パンツ丈」とも呼ばれます。
    パンツ・ズボンならではのポイントは、「着丈」が同じでも股上の深さがさまざまあるということです。ハイウエストとローウエストでは、着たときの印象が変わってきます。また合わせる靴やジャストウエストで着るのか、ルーズに腰ばきにするのか、ロールアップしたいのかによってもベストな丈が変わってきます。そのため、ブランドやショップによっては「股下」が表記されている場合もあります。

    「股下」とは、左右が合わさる股部分から内股の縫い目に沿った裾までの長さのこと。最近は「股下」の長さが選べるオンラインストアもあるので、手持ちのパンツ・ズボンの「股下」を測って参考にするのもおすすめです。

    ジャケット・シャツなどは起点に注意

    シャツの着丈

    テーラードジャケット・シャツなどの襟があるトップスの「着丈」とは、襟は含まず、後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。襟の付け根が起点になるので注意しましょう。

    Tシャツはデザインによって前後の長さをチェック

    Tシャツの着丈

    Tシャツの「着丈」とは、後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。襟元にリブがある場合はリブを含まず、襟の付け根が起点になります。
    前が短く、後ろが長い前後差のあるTシャツの場合、注意書きがなければ、後ろ側の長い方が表示されているはずです。フロントは、それよりも短くなることを考慮して選びましょう。

    着用時のイメージがしやすいように、ヘムラインがアシンメトリーなワンピースやスカートと同様に、前と後ろの「着丈」が両方表記されていたり、“着丈○cm~○cm”と表記されることもあるので、ブランドやショップごとに確認しましょう。

    ニットはネック部分を含まないように!

    ニットの着丈

    ニットの「着丈」も、後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。タートルネックニットやボトルネックニットなどのネック部分は含みません。襟の付け根を起点に測るということを忘れずに。裾のリブは入れてOK! リブ下の裾まで測りましょう。

    コートなどの上着は襟やコートのデザインに気をつけて

    コートの着丈

    コートなどの上着の場合も、「着丈」とは後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。トレンチコートやピーコート、チェスターコートなど、襟付きコートの場合、襟の高さは含みません。ダッフルコートなどのフード付きコートのフード部分も含まないので、注意しましょう。

    パーカーはフード部分を含まない

    パーカーの着丈

    パーカーの場合も、基本的にコートなどの上着やトップス類と同様に、後ろの襟ぐり中心から裾までの直線距離を測ります。フード部分は含みません。

    番外編:着物・浴衣の場脚

    “「着丈」と「身丈」の違い”でもお伝えしましたが、和服における「着丈」とは、着付けた後の着物の長さのこと。「身丈」とは、着付ける前の着物の長さのことを指します。そのため、着物や浴衣のサイズ表記には「身丈」が記載されています。
    では「身丈」とはどの部分なのか? 着物・浴衣の「身丈」とは、後ろ襟中央の付け根から裾までの長さを指します。
    レディースの着物・浴衣を選ぶときは、“「身丈」=自分の身長”を目安に選びましょう。女性の場合、おはしょりで長さの微調整が可能なため、身長±5cmであれば許容範囲です。一方、メンズの場合はおはしょりがないため、選び方も女性と異なります。メンズの着物・浴衣を選ぶときは、“身長から頭部の長さを引いた長さ”が目安になります。一般的な成人男性の頭の長さは約25cmといわれているので、“身長 - 25cm”がメンズの着物・浴衣の「身丈」の目安です。ただ体型によって数cmの誤差が生じるため、購入する際はスタッフに相談しましょう。

    サイズ選びの目安となる、3つのポイント

    同じアイテムでもワンサイズ変えるだけで、洗練された印象に仕上がったり、逆にバランスが悪くもたついて見えたり……。実際に商品を手に取ることができないオンラインストアでは、サイズ選びに慎重になるもの。だからこそ、自分のベストなサイズを知って正しく選ぶことが大事です。失敗しないための、3つのおすすめポイントを紹介します。

    1.どんなサイズ感で着こなしたいかを考える

    オーバサイズに着こなしたカジュアルなコーデと、ジャストサイズで着こなしたオフィススタイル

    少しルーズにリラクシーな雰囲気で着こなしたいのか、オフィス仕様にきちんと感を出したいのか。どのようなシーンで、どんな風に着こなしたいかを考えると、おのずとサイズ感も決まってくるはず。オーバーサイズで着たいなら、いつもよりワンサイズ、思い切ってツーサイズ大きめを選ぶのも選択肢のひとつです。

    2.普段、着ている洋服を参考にサイズを確認する

    鏡の前で試着する様子

    いつも着ている手持ちの洋服のサイズを測るのも賢い手! 自分に合う・合わないが実感としてわかっているので、これを目安に選べば、断然、失敗が少なくなるでしょう。

    3.モデルやスタッフの着用画像を参考にイメージする

    最近はモデルやスタッフの着用画像に加え、身長や着用サイズを掲載するオンラインストアが増えてきました。イエベやブルベなどのパーソナルカラー、骨格診断などのデータを載せているサイトも登場しています。自分の身長や体型に近いモデルやスタッフの着こなしを参考にすれば、自分が着用したときのイメージが湧くはず。コーディネートの仕方も参考になるので、上手に活用しましょう。

    スタッフ・ユーザーのコーデが見られる「StyleHint」
    身長別 着丈ガイド

    他にも覚えておきたい洋服の寸法について解説

    「着丈」以外の用語をピックアップ! 自分にぴったりの一着を見つけるために、知っておきたい用語ばかりなので、しっかり意味を理解しましょう。

    「身幅」とは

    Tシャツの身幅

    「身幅」(みはば)は、左右の袖の付け根部分である両脇下を結んだ長さのこと。体の横幅のことなので、着用時のフィット感を知りたいときに役立ちます。

    「肩幅」とは

    Tシャツの肩幅

    「肩幅」(かたはば)は、左肩の付け根から右肩の付け根までの長さを指します。肩幅が小さすぎると窮屈で動きづらかったり、逆に大きすぎるとだらしなく見えてしまうことも。着心地や見た目の印象に影響するので、体型に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

    「袖丈」とは

    シャツの袖丈

    「袖丈」(そでたけ)とは袖の長さのことで、肩先から手首が出る袖口までの長さを指します。

    「裄丈」とは

    シャツの裄丈

    「裄丈」(ゆきたけ)とは、後ろの首の付け根から肩を通って袖口までの長さのこと。「袖丈」と混同しがちですが、違いは下記のとおりです。
    袖丈=肩先から袖口まで
    裄丈=肩幅の半分+袖丈
    「袖丈」よりも「裄丈」の方が長いと覚えておきましょう。

    総丈とは

    パンツの総丈=着丈

    「総丈」とは、洋服の上端から裾までの長さを指します。特にボトムスのサイズ表記に用いられることが多く、その場合、総丈=着丈の意味です。

    トップスにおいては「着丈」が用いられることが多く、「総丈」が使われることは少ないです。ただ、キャミソールのようなストラップ付きのトップスやワンピースの場合には「総丈」が用いられ、肩ひもの先端から裾までの長さを指します。

    フード付きトップスの総丈

    またTシャツやシャツ、パーカーなどのトップスで「総丈」が表記されている場合は、リブ、襟、フード部分を含んだ長さになるので注意が必要です。「着丈」だと、これらのリブ、襟、フード部分は含まないので間違えないようにしましょう。

    インターネット通販でも失敗しないよう、サイズ確認を忘れずに!

    洋服選びの最初の一歩は、まず自分のサイズを知ることです。用語の意味、正しい測り方で自分の体型を把握すれば、オンラインストアでの買い物も悩むことなくスムーズに! 必ずサイズを確認し、目指すスタイリングをイメージして、手軽で便利なインターネットショッピングをもっと楽しみましょう。


    ※モデルおよび写真画像の商品は一部欠品および品薄になっている場合があります。あらかじめご了承ください。

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