内田篤人さんがファッションプロに徹底質問! 秋の必須アイテム着こなし術 Vo.l2:メリノウールブレンドニット編

内田篤人さんがファッションプロに徹底質問!

秋の必須アイテム着こなし術

Vol.2:メリノウールブレンドニット編

空気がひんやりと澄みはじめるこの季節、手に取りたくなるのは“軽やかで、きちんと見える”一枚。 秋冬の定番として愛され続けるPLSTの「エクストラファインメリノウールブレンドニット」は、その代表格といえる存在です。今回、PLSTのアンバサダー・内田篤人さんが再び、スタイリストの鈴木肇さんとPLST開発担当者に、“本当に頼れるニット”の魅力を徹底取材しました。 肌触り、発色、着こなしのコツまで、多角的な視点で“本当に頼れるニット”をひも解いていきます。

デザインの選びやすさと、着てみて感じる“軽さ”

「エクストラファインメリノウールブレンドニット」は、形・色・設計のどれを取っても、理想的な“日常使いニット”を目指して開発されてきました。その魅力は単なる見た目の美しさだけでなく、素材やパターンの設計においても徹底されています。特に今回内田さんが着用しているモデルは、やわらかな肌触りとシルエットの美しさの両立を追求した設計が魅力です。

【内田さん】ニットってチクチクするイメージがあったんですが、これは全然そんな感じがなくて。しっかりしていて安心感がありますね。時期が来たら絶対着ます 【鈴木さん】このシリーズって、毎年少しずつアップデートされてるんですよね。素材もいいですし、バランスの取り方が年々洗練されている気がします 【PLST】この素材は表と裏で糸の種類を変えていて、表面には上質なメリノウール、裏にはストレッチ性のあるポリエステルを使っています。だから肌に当たる感じも柔らかく、なおかつニット全体にハリ感が生まれるんです。ちなみにこのウールは19.5マイクロンという非常に繊細な原料で、見た目はベーシックでも、着たときの心地よさと品のよさがしっかり感じられるのが特徴です

メリノウールブレンドニット

【鈴木さん】それが、首もとが伸びにくいとか、だらしなく見えにくいっていう印象にもつながってますよね。全体のシルエットもきれいです

どんな日でも自然と手が伸びる。そんな“信頼できるニット”を支えるのは、緻密な設計と上質な素材へのこだわりなのです。“着心地の良さ”と“型くずれしにくさ”の両立を叶えています。ビジネスや休日、育児などさまざまな場面に対応できるのは、こうした設計があってこそかもしれません。


首元で印象が決まる。モックネックという選択肢

どんな服でも“第一印象”を決めるのは、首元の印象と言っても過言ではありません。「エクストラファインメリノウールブレンドニット」では、従来のクルーネックやタートルネックに加え、2025年からは新たにモックネックタイプが登場。気温やシーン、好みによって選べる選択肢がより豊かになりました。

メリノウールブレンドニット

【PLST】今回内田さんが着てくださっているのは、今季新登場のモックネックです。昨年まではタートルネック中心でしたが、“詰まりすぎない”モックネックを追加しました 【内田さん】タートルってちょっと構える感じがあるんですけど、これはすごくちょうどいい。首元が苦しくないし、でも、“ちゃんとして見える”のがいいです 【PLST】特にクルーネックは8色展開と、シリーズで最もカラーバリエーションがあります。モックネックとタートルネックも、それぞれシーズンに合わせてベーシックカラーを中心に構成しており、どれも“ジャケットにインしても、もたつかない”ように設計しています 【鈴木さん】たぶん、内田さんが普段よく着ているのも、このクルーネックですよね 【内田さん】そうですね。自然と手に取ってます。どんな場面でも着られるから、無意識に選ぶくらい信頼してます(笑)

スタイリング

【鈴木さん】ニットを着慣れていない方にとっても、取り入れやすいデザインが増えているというのは、秋冬のワードローブにとって大きな安心材料ですよね

デザインの違いが印象の違いにつながる。たとえばクルーネックのきちんと感、モックネックの適度な抜け、タートルネックのフォーマルさ——それぞれに魅力があり、着る人のキャラクターやシーンにフィットします。カラーやシルエットの選択肢が豊富な「EFM(エクストラファインメリノ)ニット」は、シーンや気分に応じた“最適な一枚”を見つける楽しさを与えてくれます。

メリノウールブレンドニット

“見せる/見せない”で印象が変わる、インナーとの合わせ方

インナーとの重ね方で悩みやすいのが、首元の“見せる/見せない”問題。EFMニットはその点にも配慮して設計されています。首元の詰まり具合やリブの幅は、シャツやTシャツとの相性にも影響を与えるため、些細な違いが全体の印象を左右します。

【内田さん】毎回迷うんですよね。あれ、見えていいのか悪いのか(笑) 【PLST】PLSTのクルーネックは首元をやや詰まり気味にしていて、“見せない”前提でも綺麗に決まるよう設計しています 【鈴木さん】基本は“見せない”が正解。でも、たとえばオフの日にちょっとカジュアルに崩したいときは、首元に白を少し見せるのもアリですね。迷ったら、“見せない”のが安心です(笑)

Tシャツの見せ方ひとつで、全体のバランスや清潔感がガラッと変わる。そんな“微差が大差になる”工夫も、ニットを着こなす楽しさのひとつです。


厚み・リブ・“点”の位置がつくる、美しいバランス

「エクストラファインメリノウールブレンドニット」が“きれいに見える”理由は、単に素材や色だけではありません。着用したときの美しさを左右するのは、実は編地の厚みやリブの太さ、そしてネックまわりのリブの切り替えが始まる“境目”の位置(通称“点”)といった、見落とされがちなディテールにもあるのです。 【鈴木さん】この肉感とリブの太さがちょうどいいんです。細すぎると女性的になりすぎるし、太すぎると重たく見えてしまう。その中間で、すごく絶妙です

メリノウールブレンドニット

【PLST】“点”というのは、ネックまわりのリブの切り替えが始まる位置のこと。ここを少し下げてあると、締め付けがなく自然に立ち上がるように見えるんです 【鈴木さん】たしかに、首まわりが自然に立ち上がると、抜け感が出てラフに見えすぎない。首元って全体の印象を左右しますからね 【PLST】こうしたディテールの積み重ねが、“上品だけどカジュアル”という絶妙なバランスを生んでいるんです 【内田さん】確かに、これならどんなパンツでも合わせやすいですね。デニムでも、スラックスでもいけそう

設計の妙が、そのまま着る人の自由度を広げてくれる——それが「EFM(エクストラファインメリノ)ニット」の魅力です。リブ幅、ネックライン、素材感、それぞれの細やかなバランスが“きちんと感”と“こなれ感”を両立し、パンツやアウターを選ばない応用力を生み出しています。スタイリングの幅を広げながら、毎日の装いに安心と余裕を与えてくれる、まさに信頼の一枚です。


色で遊ぶ。鮮やかさを楽しむためのヒント

「エクストラファインメリノウールブレンドニット」はベーシックカラーだけでなく、色の鮮やかさも支持されています。鮮やかさの中にも落ち着きがあり、大人の装いに自然と馴染む発色の良さは、上質な素材と丁寧な仕上げの証です。濃色は深みがあり、明るめの色も白っぽくならず、程よい主張でコーディネートを引き立ててくれます。

レーヨンブレンド

【PLST】原料から見直して、毛羽が出にくい紡績を使っているので、発色がとてもクリアなんです 【内田さん】ブルーもいいけど、最近赤が気になってて。挑戦してみようかなと思ってます。でも何に合わせたらいいのか… 【鈴木さん】赤のような強い色は、まずは小物から取り入れるのが定石ですね。まずは帽子やソックスなどの小物から取り入れてみるのが自然です。そう考えるとニットの場合は、インナーとして取り入れるのが挑戦しやすい方法です 【PLST】うちの赤は、少しくすませたトーンなので、派手すぎず、男性にも合わせやすい色にしています 【鈴木さん】ちなみに、アイテムによって印象も変わりますよね。たとえばVネックは襟の空き具合を浅めにしていて、シャープすぎず、柔らかな雰囲気になるよう丸みのあるラインになってる。ジャケットを羽織っても決まりやすいし、普段の着こなしに取り入れやすいですね 【内田さん】なるほど、それならやってみたいですね。言われてみると、意外と今まで選んでこなかったかも

色を選ぶ楽しみは、気持ちを前向きにしてくれるもの。 ポロセーターはジャケットに合うよう、前あきを短くした二つボタン仕様に設計しています。ほどよい緊張感があり、ビジネスにも適した見た目に仕上げています。ベーシックカラーはもちろん、深みのあるブルーやトーンを抑えた穏やかな赤など、挑戦しやすい絶妙なニュアンスカラーも揃っています。EFMニットの豊かなカラーパレットは、そのきっかけにもなり、日々の服選びに彩りと変化をもたらしてくれます。


日常で“ちゃんと見える”という安心感

色が与える印象は、自分自身だけでなく、周囲との関係にも影響します。 タートルネックは、折り返してもクシュっとさせてもきれいに見えるよう、襟の高さと細さにこだわった設計です。服の色味は、言葉以上に“その人らしさ”や“今の気分”を映し出すもの。明るさや柔らかさ、誠実さや落ち着きといったイメージを、意図せずとも伝えてくれるからこそ、色選びには無意識のこだわりが表れます。

【内田さん】僕、黒ばっかり着がちなんですけど、子どもと会うときは明るい色の方がいいのかなって思って。たとえば幼稚園のイベントとか 【PLST】幼稚園の送り迎えのような場面って、周囲には園児や先生、保護者の方もたくさんいますよね。“○○くんのパパ”って見られるシーンになるとしたら、やっぱりちょっと気を遣いたくなるものです(笑) 【内田さん】そうなんです。このニット、きれいに見えるし、触り心地もいいし、お手入れもしやすい。三拍子そろってますね 【PLST】洗っても毛羽立ちにくく、型くずれしにくいので、長くきれいに着ていただけます 【内田さん】これ、洗ったあとのサンプルですよね? 全然そんなふうに見えないです。新品かと思いました 【PLST】実際、10回以上洗濯してもシルエットや風合いがほとんど変わらないという声を多くいただいています 【鈴木さん】これは、本当にすごい! 10回も洗濯したものにはまったく見えない。毎日着たくなるって、こういうことだと思います。ラクなのに、“きちんと”して見えるし、それでいてお手入れが簡単。しかも、こんなに丈夫だなんて 【内田さん】本当ですね。これなら朝の準備中に迷わず手が伸びそうです

服が与える印象は、日常の安心感や信頼にもつながっていきます。とくに家族や友人、職場などでの“ちょうどよいきちんと感”は、身につける人だけでなく、接する相手にも好印象をもたらします。気負わず自然体で整ったスタイルがつくれることこそ、EFMニットが多くの人に愛される理由なのです。たとえばクルーネックは、肩の後ろに増し目を入れて可動域を確保しており、ジャストサイズでも肩まわりが突っ張らない設計。見た目のスマートさと、動きやすさの両方をしっかりと両立させています。

Lineup

次回もお楽しみに

“ちゃんとして見える”のに、着心地は軽やかで、ケアも簡単。そんなメリノウールブレンドニットは、忙しい毎日を送る大人にとって、自然体の毎日を支えてくれる、頼れる一枚です。 次回の連載では、PLSTの人気シリーズ「プレシャスニットメルトン」に注目。内田さんが再びファッションのプロに質問を投げかけながら、“冬を軽やかに、快適に過ごすための服選び”を深掘りしていきます。どうぞお楽しみに!

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