夏のオフィスカジュアルの正解コーデ
世代、アイテム別選び方のコツ
夏のオフィスカジュアルコーデの基本
お仕事だから最低限は押さえたい!マナーとコツを7つのポイントで紹介
服装も印象アップの大事な要素となるオフィスシーン。軽装になりがちな夏は特に、「どんなアイテムが適切なんだろう?」と迷ってしまいますよね。そんな夏場のオフィスカジュアルコーデを考えるときにおさえておきたいマナーを、ポイント別に紹介します。
1.素材
通気性の良いリネンやコットン素材の衣服を選び、快適さと涼しさを保ちましょう。またデスクワークには、動きやすいストレッチ性のある素材を選ぶのもポイントです。
2.爽やかな色選び
明るめの色やパステルカラーを選ぶことで、爽やかな印象を与えます。白、ベージュ、ライトブルーなどがおすすめです。
3.デザインはシンプルに
派手な柄や装飾を避け、シンプルで洗練されたデザインのアイテムを選びましょう。形選びに関してはシャツやブラウスなど、ジャケットとの相性も大切。柄物を選ぶときは、無地やストライプが無難です。
4.露出度は?
薄手のシャツやブラウスで、程よい肌見せを意識するのがコツ。流行りのシアートップスのインナーも、隠れるからといってミニ丈などはNGです。ボトムスは長めの丈を選ぶと、座ったときにも安心です。
5.適切なフィット感とシルエット
タイトすぎず、適度にゆとりのあるシルエットを選ぶことで、デスクワークがメインの日も快適です。また、屋外で汗をかいたときにも汗じみが目立ちにくいといったメリットがあります。
6.アクセサリー
シンプルなアクセサリーで、コーディネートに控えめなアクセントをプラス。ネックレスやピアスなどは、色合いに統一感を持たせた小ぶりなデザインのものを選びましょう。
7.足元は快適に
シーンに合わせて、疲れにくいシューズを選びましょう。外出の多い日なら、スニーカーやローヒールのパンプスなどが無難。足元が涼しく保てるサンダルもおすすめですが、ビーチサンダルといったカジュアルすぎるものは避け、バックストラップ付きなどのデザインを選びます
マストアイテム 夏のカーディガンの選び方
春から夏にかけて大活躍するカーディガン。シンプルになりがちなコーディネートにアクセントを加えてくれるだけではなく、屋内外の気温差に悩みがちなオフィスシーンでも大活躍します。流行りのショート丈を着る場合は、通気性の良いシアー素材のアイテムをトップスとして着用するのもおすすめ。近頃は、UVカット機能付きのアイテムも種類が豊富です。1枚持っていればランチ休憩や外出時の日焼け対策など、さまざまなシーンで活躍します。
おしゃれに魅せる色選び
ペールカラーやブルー、ホワイトなどのアイテムは涼しげな印象を与えてくれます。トップスに明るいカラーを選んだ場合には、ボトムスで全体のトーンを引き締めましょう。ビジネスシーンで活躍する黒やグレーも、透け感のある素材を選べば重たい印象になりすぎず、通気性も良いため快適に過ごせます。
初夏5月頃から、9月初秋まで、スタイリングの差のつけ方
近年は温暖化の影響で暑い時期が長いため、カラーで季節感を演出しましょう。
初夏の5月頃〜梅雨の時期は、パステルカラーやホワイトなど、爽やかなカラーで気分を上げてみて。
真夏の7月から8月は、涼しげなシャーベットカラーがおすすめ。通気性の良いリネンやシアー素材、肌離れの良いオーバーサイズのトップスなら、汗じみも気にせず過ごせます。
初秋となる9月には、オリーブグリーンやボルドー、オレンジなどといった温かみのある落ち着いたカラーに切り替えて。少し厚めのカーディガンなどを持っておくと、朝晩の気温差も安心です。
薄着だからこそ、気になるポイントを隠す、細見えのコツ
夏場は薄着になる機会も多く、ジャケットを脱いだ際の腕回りなど、気になる部分はカバーしたいものです。ストライプ柄は縦のラインを強調してくれるため、スタイルアップが期待できます。ダークカラーや落ち着いたトーンのアイテムは、コーディネートに引き締まった印象を与えます。
ノースリーブトップスを着用する場合には、落ち感のある素材やフレンチスリーブなど、体のラインを拾いすぎないデザインを選びましょう。首回りをすっきりと見せる、Vネックやオープンカラーのトップスもおすすめ。さりげないアクセサリーも活用して、視線を誘導するのもコツです。
世代別おしゃれに見える
レディースサマーコーデのコツ
ここからは世代別に、夏のオフィスカジュアルの参考になるコーディネートを紹介していきます。
20代におすすめ
若手、新人の頃の夏のお仕事コーデ
爽やかなカラーでフレッシュさを演出
入社したてや新人の頃は、フレッシュさを演出するコーディネートが好印象。あくまで仕事のため、過度な露出はNGです。いつでも活躍するネイビーのワイドパンツには、水色などの夏らしいトップスをオン。営業などの外回りでも、アクティブに動けるコーディネートです。
カラー選びで夏コーデを秋の雰囲気に
広がりすぎないシルエットのフレアスカートは動きやすく、長時間のデスクワークでも疲れにくいのがメリット。ジャケットを羽織ると、オフィスカジュアルのきちんと感を損なわず、年相応の魅力を演出してくれます。深みのあるカラーを選べば、初秋の9月にも最適。
30代におすすめ
“デキる感”が漂う、サマーオフィスカジュアルコーデ
メンズライクなスタイルも、明るいカラーで
後輩や部下ができ、周りの環境も変化する30代。コーディネートで、自分らしい魅力をアピールしましょう。ジャケットにトレンドのハーフスリーブを選べば、こなれた上級者コーデが完成。メンズライクなコーディネートも、明るめのカラーやインナーのシルエットで軽やかに。屋外での暑さ対策にも有効なコーディネートで、無理なく暑い夏を乗り切りましょう。
柔らかな風合いのスカートでフェミニンさとリラックスを両立
露出度を控えた長め丈のスカートも、サテン素材を使ったアイテムなら、落ち着き感がありつつもフェミニンな印象に。甘くなりすぎないよう、ビタミンカラーには無彩色のアイテムを合わせて。
40代・50代におすすめ
大人きれいめな夏のオフィスカジュアルコーデ
ワイドシルエットのパンツは、ダークカラーできちんと感を演出
トレンドのポロカーデは、長めの5部袖で気になる二の腕をカバーできて、着るだけできちんと感も演出できる優秀アイテム。ワイドパンツと合わせ、長時間のデスクワークもリラックスできるコーディネートになります。大きめなシルエットのアイテムは、ダークカラーで引き締めるのもポイント。
清潔感のあるワントーンコーデは、小物でメリハリをつけて
大人のワントーンコーデは、明るく清潔感のあるカラーを選ぶのがおすすめ。厚めの生地のトップスには、軽やかなシフォン素材のスカートを合わせるなど、素材のリズム感にも注意しましょう。明るいカラーは膨張色にもなるため、メリハリを意識して。
暑い季節でも涼しげ!
アイテム別コーデを紹介
シンプルになりがちな夏のオフィスカジュアルコーデ。暑い夏でも涼しく過ごせるヒントを、アイテム別に紹介していきます。
もはや定番?女の夏コーデ
サマージャケット+Tシャツスタイル
自宅で洗濯できるセットアップコーデで汗をかいても安心
自宅で洗濯できて、ケアが簡単なニットTシャツ。フィット感のあるシルエットならオフィスカジュアルにも取り入れられますし、上からジャケットを羽織れば営業先に行くときでも大丈夫。そんなジャケットもウォッシャブル仕様のものなら、汗をかく夏でも気兼ねなく過ごせます。
着回しできるシンプルなジャケットを使ったコーデ
シンプルなジャケットは、大ぶりな柄スカートを合わせて華やかな印象に。インナーやスカートを変えて、いろいろな着回しを楽しみましょう。丈が長めのジャケットは、スマートな印象を与えつつも体型カバーができる、優秀なアイテムです。
涼しげできれいなトップスを着こなす
シャツ、ブラウスコーデ
シンプルなスラックスには、フレアシルエットのトップスでフェミニンさをプラス
タイトなパンツにフレアシルエットのシャツを合わせることで、フェミニンながらスマートな印象のコーディネートが完成。ウエスト位置が高めなシルエットなので、スタイルアップ効果が期待できます。ホワイト×ブルーで、爽やかな印象に仕上げて。
9月でも暑い日に。ブラウンのノースリーブトップスで秋を先取り
デザイン性のあるトップスは、シンプルになりがちな夏のオフィスカジュアルを華やかにアップデートしてくれます。8月中旬以降、暦の上では秋となってもまだまだ暑い日が続きますが、ブラウンなど温かみのあるカラーを取り入れると、季節を先取りできます。
楽チンなのに、お仕事シーンで大活躍
サマーワンピースコーデ
撥水素材のワンピースで雨の日も安心
ワンピースは、着るだけできちんと感が出せるため、1枚は持っておきたいアイテム。カーディガンなど、合わせるアイテムによって着回しがきくのも嬉しいポイントです。
シックなワンピースで大人っぽい印象に
コーディネートの主役になるワンピースは、オフィスシーンで悪目立ちしないものを選びましょう。黒のワンピースは、シックで大人っぽい印象を与えます。カジュアルデザインのものでも、ジャケットやカーデを羽織るときちんとした印象に。
今年の推しスカートは?
夏のスカートコーデ
通勤時もカジュアルすぎはNG。タイトスカートできちんと感を演出
医療事務や保育士など制服のある職種でも、通勤時にお客様や取引先の方に遭遇してしまうケースがあります。通勤時も仕事の一環として考え、カジュアルすぎない服装を心がけましょう。シックなカラーのスカートは、コーデをスマートな印象に格上げしてくれる万能アイテム。トップスやシューズのカラーを統一すると、大人っぽい印象に仕上がります。
通気性の良いアイテムを選んでジャケットスタイルも快適に
外回りがメインの1日は、汗によるベタつきが気にならない肌離れの良いアイテムを選びましょう。接触冷感機能、吸汗速乾機能がある機能性アイテムがおすすめ。UVカット機能のあるジャケットで、快適ながらきちんと感を損なわないコーディネートを完成させましょう。
ワイドパンツ、
定番の黒パンツのサマーコーデ
素材感にこだわったオールホワイトコーデ
グレーのワントーンコーデに、ホワイトのリラックス感のあるカーデを羽織った定番オフィスコーデ。ベルトをマークして、きちんと感をアップ。ぼやけがちなペールトーンには、パキッとしたホワイトのカーデやシャツを羽織ると、顔周りが明るくなります。
夏場の黒コーデは肌離れのいいアイテムを選んで
大人のワントーンコーデは、バランンスが肝。メンズライクなパンツには女性らしいパフスリーブ袖のトップスを合わせる、厚めの生地のトップスには軽やかな素材のスカートを合わせるど、シルエットや素材のリズム感にも注意しましょう。のっぺり感が気になる時はアクセサリーでリズムをつけて。
夏におすすめのセットアップコーデ
柔らかなペールトーンをホワイトシャツで鮮明に
アクセサリーがなくても顔回りが華やかな印象になる、メタルボタンの半袖カーデ。フィット感のあるシルエットのセーターを合わせることで、きちんと感をアップできます。ぼやけがちなペールトーンには、パキッとしたホワイトのアイテムを羽織って。
濃いめのカラーはサラッとした素材で汗じみも安心
サラッとしたシャンブレー素材のセットアップコーデ。小物にシルバーやパールなど、涼しげなカラーをチョイスすると、大人っぽい印象になります。ストレッチ性があるので、
骨格診断タイプ別
おすすめコーデ
ここからは、3つの骨格タイプ別におすすめのコーディネートを紹介。自分にどんなスタイルが似合うのかを知って、より魅力を引き出すスタイルづくりの参考にしてみてください。
ストレートタイプの仕事の夏服
汗じみが気にならないトップスで、夜まで安心
シンプルなストレートパンツが似合う骨格ストレートさん。シフォン素材のトップスでフェミニンさをプラスすると、こなれ感がアップします。肌離れの良い素材で汗をかきづらいから、仕事終わりに予定がある日でもそのまま出かけられそう。
シンプルなセットアップでトラッドな雰囲気に
トラッドな雰囲気の似合うストレートタイプは、ジャケットもベーシックな形がおすすめ。ノーカラージャケットのセットアップとシンプルなクルーネックのインナーで、首回りをすっきり見せるコーディネートです。
ウェーブタイプの夏のオフィスコーデ
ハイウエストのパンツで脚長効果アップ
華奢な上半身が特徴の骨格ウェーブさんは、比較的どんなトップスも着こなせます。シンプルなデザインのニットTシャツには、ウェストベルトがポイントのワイドパンツをオン。動きやすく、脚長効果が期待できるコーディネートです。
タイトスカート×ボリュームトップスでラグジュアリーな雰囲気に
骨格ウェーブさんのスタイルアップには、ハイウエストなタイトスカートがおすすめです。半袖ニットとアンサンブルのピンクカーデを肩がけして、華やかな雰囲気を演出。スニーカーのような、カジュアルなシューズよりも、サンダルやパンプスなどの華奢なデザインが似合うスタイルです。
ナチュラルタイプのサマーオフィスカジュアルコーデ
オーバーサイズのシャツはインしてバランスよく
ページュ×カーキのコーディネート。カジュアルになりがちなオーバーサイズのシャツは、前だけをインするとバランスが良くなります。上品な光沢感のあるギャザーイージーパンツは、楽チンなのにきちんと感のある印象。
明るいベージュで秋を先取り
上半身のシルエットがしっかりしている骨格ナチュラル。ジャケット×ワイドパンツで、シンプルな中にも個性の光るコーディネートにランクアップ。洗濯機で洗えるので、汗をかいても安心です。ベージュのセットアップは、秋を感じさせる9月頃にもおすすめ。
骨格診断 ストレート、ウェーブ、ナチュラル 自分のタイプを知って、ファッションをアップデート!
今年の夏を楽しんで
業種や職種、ワークスタイルなどに合った服装選びが重要なオフィスカジュアル。夏になると、汗じみや服が体にまとわりついてしまうことによるベタつきなどといった悩みも出てくるため、コーディネートが特に難しい季節だといえます。暑い夏を快適に過ごせる服装ってどんなものだろう?と迷ったら、この記事で紹介しているコーディネートのポイントやアイテム選びのコツを参考に、今年の暑い夏も快適に乗り切りましょう。
※モデルおよび写真画像の商品は一部欠品および品薄になっている場合があります。あらかじめご了承ください。